2016年7月6日 更新

【急に備えて】土地の相続に関わる取得費を知っておこう!

相続は、ある日突然かかってくるという人がほとんどです。土地の場合、手続きを知らないと取得費の差というのはかなり出てきます。慌てて知らなかったということになると取り返しが出来ないので、早いうちに知っておきましょう。

差し引けるものと加えるもの

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譲渡所得の金額は、土地や建物を売った金額から取得費と譲渡費用を差し引いて計算します。
取得費は、土地の場合、買い入れたときの購入代金や購入手数料などの合計額です。
建物の場合は、購入代金などの合計額から減価償却費相当額を差し引いた額です。
売った土地建物の中には相続や贈与により取得したものもあります。この場合の取得費は、死亡した人や贈与した人がその土地建物を買い入れたときの購入代金や購入手数料などを基に計算します。
なお、業務に使われていない土地建物を相続や贈与により取得した際に相続人や受贈者が支払った登記費用や不動産取得税の金額も取得費に含まれます。
No.3270 相続や贈与によって取得した土地・建物の取得費と取得の時期|譲渡所得|国税庁 (7389)

自分が取得するべき土地が分かっている場合は、あらかじめ購入手数料などは調べておいた方が、
いざという時にも対処できると思います。
また、登記費用や不動産取得税というのは万単位のお金になりますので、忘れずにチェックしましょう。

時期においても注意しましょう

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相続税申告期限から3年以内

AYA先生は、夜景を満喫できるGさんの高層マンションを訪問。
白金台で購入したチョコレートと紅茶をいただきながら、話に花が咲いています。
Gさん「相続した土地を3年以内に売ると、所得税が安くなるって聞いたんだけど・・・」
AYA先生「正確には、相続税申告期限から3年以内、つまり、お亡くなりになった日から3年10ヶ月以内。この期間に相続した土地を売却すると、所得税・住民税が安くなります。」
通常、土地を売却すると、譲渡所得税という税金が課税されます
相続をするのであれば、自分の手元に残るお金もできるだけ多いほうが良いと思います。
相続税を安くすることができないとしても、所得税を安くすればトータルで払う金額が少なります。
こうすると非常にメリットに感じるのではないでしょうか。

勝手に処分しないで

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税金を払うために税金がまたかかる?

相続により多額の財産を取得すると相続税がかかりますが、相続税を納めるために遺産を処分すると、今度は譲渡税がかかります。つまり税金を払うためにまた税金がかかるというわけです。そこで、このような不合理を是正するために、相続により取得した財産を売却した場合には、譲渡税を軽減する特例が設けられています
ただしこの特例は、「相続税を納めるための売却」という考え方を前提としています。
自分で良かれと思って先走りすぎるのは良くないみたいです。
できるだけ専門家の知識などを参考にしながら処分を検討したほうが良いかもしれません。
後々問題にならないように確実に手続きを進めておきましょう。
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